スリランカは、ポルトガル、オランダ、イギリス諸国の植⺠地の歴史を経て、
現在は、人口約2120万となり経済成⻑を続けています。
スリランカは、昔よりヨーロッパや中東から東アジアを結ぶ貿易の拠点となっています。
今、経済発展に進む中、経済⼤国からの様々な制約や圧⼒もあります。
これから経済成⻑を遂げるべく、スリランカ政府は⾃らの⼒を蓄え進むべく、様々な成⻑施策に取り組んでおり、
その1つが仮想通貨取引所の開設による経済流通拠点の創出となります。
そこで、スリランカに30年近く貢献をしてきた⽇本⼈「Abe Yachiyo」さんがスリランカ政府から公認取引所の開設を依頼され、
その設⽴をWCCの代表である玉城氏が賛同し、Abe氏とともに共同で仮想通貨取引所の開設に取組むことになりました。
今後の取組みにより、大きな期待が予想できます。
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“Hatred ceases not by hatred, but by love.”
憎悪は憎悪によって止むことなく、愛によって止む
⽇本とスリランカの関係について、その関係性を良く知る⽇本⼈は多くありません。以外かも知れませんが第二次世界大戦後に日本と正式に外交関係を結んだのはスリランカでした。そのきっかけとなった出来事があります。敗戦の後、1951年サンフランシスコ講和会議でのこと。戦勝国であるアメリカ、イギリス、ソ 連、中国は「⽇本分割占領案」により、⽇本は4地域に分割される予定でした。
上記の⾔葉は、その中で当時のスリランカ(セイロン)蔵省・ジャヤワルダナ⽒(後の第⼆代⼤統領)が⾔った⾔葉です。「憎しみ は何も生み出さない」と法句経の仏教の教えの一節を引用し、戦勝国に対しその会場でスピーチを⾏いました。その背景には、同じアジアの⽇本に対する深い尊敬の念がありました。この⾔葉で、国際社会復帰となり、今のわたしたちがあるのです。
憎悪は憎悪によって止むことなく、愛によって止む
ジュニウス・リチャード・ジャヤワルダナ
(後、スリランカ第2代⼤統領)
「何故アジアの諸国⺠は、⽇本は⾃由であるべきだと切望するのでしょうか。それは我々の⽇本との永年に亘るかかわり合いの故であり、⼜アジア諸国⺠が⽇本に対して持っていた⾼い尊敬の故であり、⽇本がアジア緒国⺠の中でただ⼀⼈強く⾃由であった時、我々は日本を保護者として又友人として仰いでいた時に、日本に対して抱いていた高い尊敬の為でもあります」
「人はただ愛によってのみ憎しみを越えられる。人は憎しみによっては憎しみを越えられない。実にこの世においては怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの恩むことがない」
【ジャヤワルダナ蔵省の演説を⼀部抜粋】
わたしたちは、日本人として、大恩あるスリランカに対して今できることを考えました。スリランカは、アジアの南に位置する島国です。
スリランカは貿易の拠点となり、ヨーロッパ、中東と東アジアを繋いでいます。そこから現在の世界市場の動向とこれから経済成⻑を遂げるべく私たちがお⼿伝いできること。その1つこそが仮想通貨取引所の開設による経済流通拠点の創出でした。⽇本とスリランカの関係も含め、⽇本⼈関係者、スリランカの関係各所の協⼒を得ながら株式会社World Common Currency(世界共通通貨)は誕生し発進していきます。スリランカより取引所開設の承認を得、仮想通貨取引所の開設に取組むことになりました。これから益々、⽇本は⾼齢化社会へと突⼊していきます。労働⼒の担い⼿である若者は減少の一途を辿っています。多くのアジアの優秀な人材を必要としています。南アジアの拠点から、仮想通貨取引所を通じて⽇本と海外との送⾦利⽤も含め、仮想通貨が活用され、スリランカの発展にも寄与することがわたしたちにできることだと考えています。
スリランカの港に中国旗99年間譲渡「⼀帯⼀路」債務重く“借⾦のカタ”に奪われる
【ニューデリー=森浩】スリランカ政府は、中国の援助で建設した南部ハンバントタ港を中国国有企業へ引き渡し、現地紙によると今月1日、港湾当局の建物に中国国旗が掲げられているのが確認された。債務の返済に窮したスリランカが“借⾦のカタ”に海のインフラを奪われた形だ。南アジアで中国と主導権を争うインドは、対抗するように近隣の空港の権益を買い⼊れる計画を進める。かつての小さな漁村は国同士の思惑がぶつかり合う舞台となっている。
スリランカ国営企業と中国国有企業は昨年7⽉、スリランカ側が中国側に港の管理会社の株式の70%を99年間譲渡することで合意した。11億2千万ドル(約1240億円)の取引の合意文書に調印し港は先月、中国側に渡っていた。
そもそも、港は親中派のラジャパクサ前政権時代に着工されたが、約13億ドルとされる建設費の大半は中国からの融資だ。しかし、最⾼6.3%にも上る⾼⾦利は財政が苦しいスリランカにとって「悪夢」とされ、リースの形で中国に引き渡されることとなった。現代版シルクロード経済圏構想「⼀帯⼀路」を掲げる中国に乗った結果、港を明け渡した格好で、国内でも批判が噴出。昨年末からは職を奪われることに危機感を募らせた港湾労働者がストライキを断続的に起こしており、政府は経済効果を繰り返し強調して批判の沈静化に躍起だ。こうした動きに対してインドは、ハンバントタ港から約20キロの距離にあるマッタラ・ラジャパクサ国際空港の権益の購⼊に関⼼を⽰している。空港はラジャパクサ前⼤統領の肝いりで建設されたが、利⽤客は1⽇10⼈ほどに低迷し、⼀時はコメの貯蔵庫として利⽤されるありさまだった。インドにとって空港⼊⼿による経済的利益があるとは考えにくく、中国のハンバントタ⽀配に対する牽制(けんせい)の意味合いが強い。インド洋では中国の潜⽔艦航⾏が常態化するなど、インドにとって座視できない状況が続く。「このままでは、南アジアで中国の好きなようにされてしまう」(インド紙記者)という危機感があるようだ。
リゾート開発や港湾開発も進んでいます。その中で沿岸部の開発が中国によりなされています。スリランカは、ヨーロッパ・中東と東アジアの中継拠点として日本にとっても重要な国なのです。豊富な海産物もあり、平和で豊かな国がスリランカなのです。日本にとっても大恩あるスリランカが今、世界2位の経済大国である中国に脅かされています。
わたしたちは、未来ある仮想通貨を活用し、スリランカで仮想通貨取引所をスリランカ政府の指導のもと、スリランカでともに運営していくことで、スリランカの経済に貢献し、恩返しをしようという想いで事業に取り組んでいます。 わたしたちは、南アジアのスリランカから南十字星のように輝く希望の光となります。
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